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研究課程部 ご挨拶

更新日:2024年4月4日

知を磨き、看護の未来を拓く

政策医療の現場にエビデンスを実装するために

greeting_pic_03.JPG 本学の研究課程部(前期・後期課程)は、国が政策的な観点から担うべき医療(政策医療)における看護の質を高めるという重要な役割を担っています。先端医療と研究活動にあたる6つの国立高度専門医療センターとの密接な連携のもとに、エビデンスを創出し、また現場に実装するための様々なプロセスに貢献する機会が得られます。行政や専門領域の最新のトピックスと、組織間のネットワーキングを学ぶことができ、これは本学に固有の大きな特色です。

   研究活動のルールは、多職種に共通です。様々な職種との研究活動に参加し、必要とされる時にリーダーシップもとれる看護学の研究者が活躍することが期待されています。当事者の近くで、気持ちを共有しながら働く職種の特性を生かし、コミュニケーションの技術を身につけた人材を育成したいと願っております。

大学校長 萱間 真美

激動の時代に生きる多様な人々のいのち・健康・くらしを見据えた研究者に

研究課程部長 綿貫 成明

 社会環境は、これまで以上に変化し続けています。その中で生きる多様な人々のいのちと健康、くらしを見据えて、適切に対応できる看護職のリーダーシップが求められています。その基盤として、物事の本質を見極めて柔軟にアイディアを創造する力、データを分析・統合して言語化する力、それを社会の人々に伝え、システム・管理・政策の変革に結び付けていく力が必要です。

 この研究課程部には、政策医療を担うナショナルセンターと連携した専門教育を受ける機会と、高度実践に結びつく研究ができる充実した環境があります。また、研究を支える経験豊かな教員陣の指導と、研究課程部の仲間たちとの切磋琢磨で、研究能力を高めていくことができます。さらに、修士・博士の学位取得により、活躍と貢献の幅が大きく広がります。

 実践の中の気づきや解決したい疑問、理想の夢を温めながら、研究力と実践力を高める第一歩として、この研究課程部の門をぜひたたいてみてください。

研究課程部長 綿貫 成明