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平成29年度の研修実施報告
更新日:2018年4月24日
平成29年度 研修一覧 | |
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保健師助産師看護師実習指導者講習会 | 平成29年11月15日(水曜日)~12月22日(水曜日) 平成30年1月10日(水曜日)~1月26日(金曜日) |
看護研究 | 平成29年8月29日(火曜日)~8月31日(木曜日) |
フィジカルアセスメント研修 | 平成29年8月31日(木曜日)~9月1日(金曜日) |
訪日外国人受診者を対象とする看護マネジメント ※同一内容にて2回開催 |
平成29年9月5日(火曜日)~9月6日(水曜日) 平成29年10月12日(木曜日)~10月13日(金曜日) |
精神状態の理解とアセスメント MSE(Mental status examination)を活用しよう! |
平成29年9月12日(火曜日)~9月13日(水曜日) |
小児看護の臨床における倫理的課題 | 平成29年9月14日(木曜日)~9月15日(金曜日) |
認知症高齢者の看護 (認知症ケア加算2 該当研修) |
平成29年9月20日(水曜日)~9月22日(金曜日) |
院内教育 | 平成29年9月28日(木曜日)~9月29日(金曜日) |
がん化学療法看護認定看護師フォローアップ研修 | 平成29年12月7日(木曜日)~12月8日(金曜日) |
がん患者の意思決定を支援するコミュニケーション ~動機づけ面接入門~ | 平成30年2月26日(月曜日) |
新人看護師の能力・やる気を引き出す効果的な支援法 ~若手指導者のための動機づけ面接の活用~ | 平成30年3月5日(月曜日)~3月6日(火曜日) |
看護研究
※平成29年8月29日(火曜日)~31日(木曜日)に57名が受講し終了しました。
講師名
- 小澤 三枝子(国立看護大学校 研修部長・教授)
- 嶋津 多恵子(国立看護大学校 教授)
- 西岡 みどり(国立看護大学校 教授)
- 森 真喜子 (国立看護大学校 教授)
- 友滝 愛 (国立看護大学校 助教)
研修目的
文献を臨床で活用したり、自分で研究を行ったりする上で必要な、研究の基本について学ぶ。先行研究の検索とクリティークによって既知の事柄と未知の事柄を整理することの重要性を理解するとともに、真実へのアプローチには様々な方法があることを学ぶ。
また、研究倫理の重要性と各種倫理指針について理解する。
研修目標
- 看護研究の目的と意義を理解する。
- 看護研究の倫理について理解する。
- 文献検索の目的・意義と具体的な検索方法を理解する。
- 様々な研究デザインがあることを知り、それぞれの特徴を理解する。
- 量的研究のクリティークについて理解する。
- 質的研究、介入研究、観察研究、質問紙調査法について具体的手法を理解する。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 ●国立循環器病研究センター |
ハンセン病療養所 |
●国立療養所多磨全生園 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 東海北陸グループ 近畿グループ 中国四国グループ 九州グループ |
研修の様子
受講者の感想
- 事例(具体的な例)を話しながら講義をすすめていただき分かりやすかった。
- 研究の意義を改めて学ぶことで、患者のケアを良くするために何をすればいいのかを考え研究に前向きに取り組みたい。
- 質的研究、質問紙について詳細を学び、以前自身が行った研究を振り返って考えることができた。今後研究に関与する際に参考にしたい。
- 研究とは、という根本を再認識するとともに、これまでグループで研究してきたなかでメンバーの役割や責任の分担について学ぶ事ができて良かった。
フィジカルアセスメント研修
※平成29年8月31日(木曜日)~9月1日(金曜日)に100名が受講し終了しました。
講師名
- 飯野 京子(国立看護大学校 教授)
- 綿貫 成明(国立看護大学校 教授)
- 杉山 文乃(国立看護大学校 講師)
- 長岡 波子(国立看護大学校 助教)
研修目的
- フィジカルアセスメントの基本的手技である「視診・触診・打診・聴診(Inspection,Palpation,Percussion, Auscultation ;IPPA)」を活用し、全身を系統的に評価する方法を学ぶ。
- 施設間交流により、専門的な手技について情報交換し、幅の広いスキルを習得する。
- スキルアップのための自己の課題と臨床における還元について考える。
研修目標
- 看護アセスメントにおけるフィジカルアセスメントの位置づけを理解する。
- IPPAを行うための解剖学的位置(ランドマーク)を理解する。
- IPPAの基本的手技と物品を理解する。
- 胸部(肺・乳房)の系統的なIPPAを理解する。
- 心血管系の系統的なIPPAを理解する。
- 腹部の系統的なIPPAを理解する。
- 頭頸部の系統的なIPPAを理解する。
- 神経系の系統的なIPPAを理解する。
- 筋骨格系の系統的なIPPAを理解する。
- 多施設の看護師交流により多様なスキルを理解する。
- 全過程を通し、スキルアップのための自己の課題を認識する。
- 研修の学びを今後どのように臨床に還元するか考える。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 ●国立循環器病研究センター ●国立精神・神経医療研究センター病院 |
ハンセン病療養所 |
●国立療養所多磨全生園 ●国立療養所多磨全生園附属看護学校 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 東海北陸グループ 近畿グループ 中国四国グループ 九州グループ |
研修の様子
受講者の感想
- 改めてフィジカルアセスメントの大切さを実感し、確認することができた。
- 解剖を中心とした講義で、基本からやっていただき分かりやすかった。
- 演習用の機材が沢山あり、心雑音や乳癌モデルなども体験でき、とても勉強になった。
- 模型を使ったり、実際に心音、呼吸音を聴診してランドマークをもう一度確認しながらの実施は、基礎の手技を獲得するのにとても大事だと確認できた。
訪日外国人受診者を対象とする看護マネジメント
※平成29年9月5日(火曜日)~6日(水曜日)に30名、平成29年10月12日(木曜日)~13日(金曜日)に30名が受講し終了しました。
講師名
- 小澤 三枝子(国立看護大学校研修部長・教授)
- 堀 成美 (国立国際医療研究センター病院国際診療部 看護師)
- 野中 千春 (国立国際医療研究センター病院看護部 看護師長)
- 小山内 泰代(国立国際医療研究センター病院看護部・国際診療部 看護師)
- 黒田 恵美 (国立国際医療研究センター病院医療品質管理センター 看護師)
研修目的
訪日外国人受診者に対して「安全・安心な医療・看護」を組織的に提供するために必要な知識を習得し、自施設での看護実践への適用について検討する。
研修目標
- 看護マネジメントの概念、目的を再確認する。
- 外国人受診者の状況を理解する。
- 文化・言語・支払いの側面から、具体的なマネジメント方法を理解する。
- 様々な相談への対応方法を理解する。
- 自施設の訪日外国人受診体制について検討する。
受講者の所属施設(9月開催)
国立高度専門医療研究センター |
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●国立がん研究センター東病院 |
ハンセン病療養所 |
●国立療養所多磨全生園 |
国立病院機構 |
関東信越グループ 中国四国グループ 九州グループ |
他8施設
受講者の所属施設(10月開催)
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 ●国立循環器病研究センター ●国立精神・神経医療センター病院 |
国立病院機構 |
関東信越グループ 近畿グループ 中国四国グループ 九州グループ |
他14施設
研修の様子
受講者の感想(9月開催)
- 実践に即した内容で分かりやすかった。
- 病院全体として、外国人受け入れ体制の整備に対し危機感を感じた。自施設の現状を把握し、研修で学んだ事を活用していきたい。
- 外国人の対応について改めて学ぶ事ができた。周りのメンバーと共有したい。
受講者の感想(10月開催)
- 今後、自施設でのシステム化について検討する際の参考になった。
- 現場に沿った内容で今後やるべきことが具体的に学べた。
- 病院では外国人に対応している“つもり”であったということに気づいた。まずはデータ収集し、関連する部門に相談して一つずつ改善していきたい。
精神状態の理解とアセスメント MSE(Mental status examination)を活用しよう!
※平成29年9月12日(火曜日)~13日(水曜日)に39名が受講し終了しました。
講師名
- 森 真喜子(国立看護大学校 教授)
- 小林 悟子(国立看護大学校 講師)
- 松浦 佳代(国立看護大学校 助教)
研修目的
MSE(Mental status examination)の枠組みに基づきながら、精神状態を表現するための専門用語とその特徴を紹介し、臨床場面において患者の精神状態を適正にアセスメントするための方法に関する理解を深める。
さらには、患者の精神状態をアセスメントした結果を多様な看護場面において活用するための方法について実践的に学ぶ。
研修目標
- 精神状態を表現するための専門用語とその特徴について理解する。
- 精神状態のアセスメントの方法について理解する。
- 精神状態のアセスメントの結果を日々の看護実践に活かす方法について学ぶ。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 ●国立循環器病研究センター ●国立精神・神経医療研究センター病院 |
ハンセン病療養所 |
●国立療養所多磨全生園 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 東海北陸グループ 近畿グループ 中国四国グループ |
研修の様子
受講者の感想
- 具体的な例が多かったので、とても分かりやすかった。
- グループワークにより、講義の内容をもう一度振り返ることができ、実際の臨床の看護も知ることができたので、良かった。
- 患者さんの状態を適切に表現し、今後の多職種間の情報共有に活かしたい。
- 他施設の方との交流は、とても興味深く刺激になった。
小児看護の臨床における倫理的課題
※平成29年9月14日(木曜日)~15日(金曜日)に39名が受講し終了しました。
講師名
- 来生 奈巳子(国立看護大学校 教授)
グループワーク支援
- 遠藤 数江(国立看護大学校 准教授)
研修目的
倫理に関する基礎知識を学び、倫理的感受性を高めることによって小児看護の臨床場面における倫理的課題を認識するとともにその解決方法を学ぶ。
研修目標
- 倫理に関する基礎知識を修得する。
- 倫理とは何か理解する。
- 看護倫理の原則を理解する。
- 子どもの権利について理解する。
- プレパレーションについて理解する。
- 小児看護の臨床場面における倫理的課題の解決方法を理解する。
- 倫理的課題を明確化する。
- 倫理的課題を解決するための方法を理解する。
- 小児看護の臨床場面における倫理的課題について倫理的思考方法を用いて解決策を検討する。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立循環器病研究センター ●国立精神・神経医療研究センター病院 |
ハンセン病療養所 |
●国立療養所多磨全生園附属看護学校 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 東海北陸グループ 中国四国グループ |
他6施設
研修の様子
受講者の感想
- 小児看護倫理、こどもの権利とプレパレーションについて、講義とグループワークがつながる研修構成であり、分かりやすかった。
- 小児看護についての研修自体があまり多くなく、その中で倫理の研修はなかなかないので、よい機会となった。
- 日々感じていた倫理的問題をどのような方法、視点で解決に向けて考えていく必要があるのか学ぶことができた。
認知症高齢者の看護(認知症ケア加算2 該当研修)
※平成29年9月20日(水曜日)~22日(金曜日)に112名が受講し終了しました。
講師名
- 大竹 恵理子(国立看護大学校 准教授)
- 峯村 芳樹 (国立看護大学校 教授)
- 飯野 京子 (国立看護大学校 教授)
- 堀部 賢太郎(国立長寿医療研究センター もの忘れセンター連携システム室長、脳機能診療部第二脳機能診療科医長)
- 丸藤 由紀 (国立国際医療研究センター病院 認知症看護認定看護師)
- 鎌田 満穂 (国立国際医療研究センター国府台病院 認知症看護認定看護師)
演習支援
- 加賀田 聡子(国立看護大学校 助教)
- 高橋 美樹 (国立看護大学校 助手)
研修目的
認知症高齢者に焦点をあて、その特徴と看護を理解したうえで、患者とその家族の思いを代弁し、権利を擁護するための自己の課題を明確にする。
研修目標
- 高齢者の特徴と看護について理解する。
- 認知症患者のケアの課題を明確にする。
- 認知症患者の基礎知識(原因疾患、病態、症状、診断、治療)について理解する。
- 認知症患者のアセスメントと看護援助、対応について理解する。
- 高齢者の家族ケア、退院調整、社会保障制度をふまえた認知症高齢者のケアを考える。
- 高齢者における倫理的課題とケアについて理解する。
- 認知症患者に特有の倫理的課題(人工栄養の是非)の分析を通して、患者の思いを代弁する方法を理解する。
- 認知症に対する取り組みの経過と現状、最新の治療について理解する。
- 認知症患者に対する自己の課題と看護の方向性について考える。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 |
ハンセン病療養所 |
●国立療養所東北新生園 ●国立療養所多磨全生園 ●国立駿河療養所 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 東海北陸グループ 近畿グループ 中国四国グループ 九州グループ |
研修の様子
受講者の感想
- 基礎知識から、最新の治療まで講義してもらえてとても分かりやすかった。
- 認知症について知っていることを改めて考える機会になった。出来ることに目を向けて病棟で少しずつ出来ることを行っていきたい。
- 他施設の方との情報交換が出来、具体的な対策へのイメージがつきやすかった。
院内教育
※平成29年9月28日(木曜日)~29日(金曜日)に62名が受講し終了しました。
講師名
- 亀岡 智美 (国立看護大学校 研究課程部長・教授)
- 上國料 美香(国立看護大学校 講師)
研修目的
院内教育プログラムの展開に必要な基本的知識を学び、その企画運営に携わる者としての自己の課題を明確化する。
研修目標
- 看護教育学とはどのような学問かを理解し、院内教育の企画運営に携わる教育委員としての活動に看護教育学の知識や研究成果が有用であることを理解する。
- 看護継続教育、院内教育の意義と関連づけて、各病院の教育委員による適切な役割遂行の重要性を理解する。
- 院内教育の対象となる看護師の特徴を理解する。
- 院内教育プログラムを立案・実施・評価する過程の概要を理解する。
- 効果的な院内教育の実現に向けた教育目標設定の重要性と教育目標設定における留意点を理解する。
- 効果的な院内教育の実現に向けた研究成果活用の意義を理解する。
- 所属施設院内教育の企画運営に携わる者としての自己の課題を明確化する。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 ●国立循環器病研究センター |
ハンセン病療養所 |
●国立療養所多磨全生園 ●国立療養所大島青松園 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 東海北陸グループ 中国四国グループ 九州グループ |
研修の様子
受講者の感想
- 内容が絞ってあり、とても集中して理解が深められたと感じた。研修目標が明確で達成感が得られた。
- 研修を一つ企画するにも、事前の情報取集、分析、適切な目的、目標を設定することなど、組み立てが大事と学んだ。
- 自部署の院内教育における問題点、自分の役割における課題が明確に出来た。
- 今までの教育計画立案は、目標、目的が具体的でなく評価を行いにくかったが、改善に向けて取り組みたい。
がん化学療法看護認定看護師フォローアップ研修
※平成29年12月7日(木曜日)~8日(金曜日)に72名が受講し終了しました。
講師名
- 飯野 京子(国立看護大学校 教授)
- 竹村 玲子(国立看護大学校 教授)
- 山本 昇 (国立がん研究センター中央病院 先端医療科 呼吸器内科研究実施管理部長)
- 野澤 桂子(国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター長)
研修目的
最新のがん化学療法やがん患者に対するアピアランスケアについて学び、チーム医療において認定看護師としての役割を果たすための基盤とする。施設における自分自身の活動をふまえ、今後の活動の方向性を考える機会とする。
研修目標
- 最新のがん化学療法について学び、医療の動向をふまえた看護を考える。
- がん患者に対するアピアランスケアを通して、がん患者の尊厳を守るケアについて考えを深める。
- 自施設における認定看護師としての取り組みやその成果を共有し、課題に対して相互に学びあう。
- がん化学療法におけるチーム医療のあり方および認定看護師としての役割について方向性を明確にする。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 近畿グループ 中国四国グループ 九州グループ |
他37施設
研修の様子
受講者の感想
- 同じ認定看護師と課題やその解決策についてグループワークできる機会があり、とても有意義だった。
- 最新の免疫治療や治験について学ぶことができ、今後の活動やスタッフ教育に活かしていきたいと思う。
- アピアランスケアについては、なかなか研修をうける機会がなかったのでとても勉強になった。
- 最近の新規薬剤に関する薬学的講義は、今後も受けたいと思った。
がん患者の意思決定を支援するコミュニケーション ~動機づけ面接入門~
※平成30年2月26日(月曜日)に48名が受講し終了しました。
講師名
- 藤澤 雄太(国立看護大学校 講師、動機づけ面接トレーナー)
グループワーク担当
- 武見 綾子 (川崎市立井田病院 がん看護専門看護師)
- 筒井 祥子 (川崎市立井田病院 がん性疼痛看護認定看護師)
- 鈴木 果里奈(川崎市立井田病院 緩和ケア認定看護師)
- 腰原 麻衣子(日本赤十字社医療センター がん看護専門看護師)
- 冨澤 絵美 (日本赤十字社医療センター がん看護専門看護師)
- 竹内 美音子(あさお診療所 家庭医、動機づけ面接トレーナー)
- 富田 正惠 (川崎市北部地域療育センター ソーシャルワーカー、動機づけ面接トレーナー)
- 瀬在 泉 (防衛医科大学校 講師、動機づけ面接トレーナー)
- 石田 日富美(スクールカウンセラー、動機づけ面接トレーナー)
研修目的
がんサバイバーの行動変容、緩和ケアといった様々な場面で活用され始めている動機づけ面接の基本技術を理解し、実践での活用法を学ぶ。特に、がん患者の意思決定支援に必要である患者の感情、価値観の理解を通した共感の方法を学ぶ。
研修目標
- 動機づけ面接の原理を理解する。
- 動機づけ面接の基本技術を理解する。
- 共感の方法を理解する。
- 動機づけ面接の基本技術を活用する。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 東海北陸グループ 中国四国グループ |
研修の様子
受講者の感想
- 患者さんとのコミュニケーションを見直すきっかけになった。
- 動機づけ、共感の方法を、スタッフに伝達し、活用していきたい。
- 今日のグループワークで聞き手となって話し手に返すことが何回かあったが、その言葉や考えは自分の価値観が大きく影響すると感じた。
- 相手が伝えたい言葉と自分が持っている言葉のイメージとが違う場合、それが聞き返しによって相手の伝えたいことを導き出せるという方法を学べた。
新人看護師の能力・やる気を引き出す効果的な支援法
~若手指導者のための動機づけ面接の活用~
※平成30年3月5日(月曜日)~6日(火曜日)に51名が受講し終了しました。
講師名
- 藤澤 雄太(国立看護大学校 講師)
グループワーク担当
- 大河内 由香里(国立がん研究センター中央病院 看護師)
- 木村 由佳莉 (国立がん研究センター中央病院 看護師)
- 松倉 なつみ (東急病院 看護師)
- 村田 翔 (東京大学大学院家族看護学分野 看護師)
- 田中 靖弘 (榊原記念病院 看護師)
- 成井 花奈恵 (榊原記念病院 看護師)
- 江田 一重 (北里大学病院 看護師)
- 青木 望 (朝日生命成人病研究所附属医院 看護師)
研修目的
新人看護師が、技術的にも人間的にも成長すること、また継続的に学び、働いていくことを支援する方法について学ぶ。動機づけ面接の特徴を理解し、新人看護師の指導場面で活用する具体的なコミュニケーションの方法を習得する。
研修目標
- 動機を引き出すための原理および方法を理解する。
- 動機づけ面接の基本技術を理解する。
- 新人看護師のスキルアップを促す方法(知識、技術、態度の習得)を理解する。
- 指導者の精神的健康を良好に保つための方法を理解する。
受講者の所属施設
国立高度専門医療研究センター |
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●国立国際医療研究センター病院 ●国立国際医療研究センター国府台病院 ●国立がん研究センター中央病院 ●国立がん研究センター東病院 ●国立循環器病研究センター ●国立精神・神経医療研究センター病院 |
ハンセン病療養所 |
●国立療養所多磨全生園 |
国立病院機構 |
北海道東北グループ 関東信越グループ 東海北陸グループ 中国四国グループ |
研修の様子
受講者の感想
- 実際に演習を行うことで学んだ内容の効果を体感することができた。
- 他病院の同じ年代のスタッフと話すことができて、刺激を受けた。
- 今までの新人看護師・後輩への関わり方を見直すことができた。
- コミュニケーション方法について今までこんなに詳しく学んだことがなかったので、非常に勉強になった。内容もおもしろく2日間集中できた。