国立看護大学校の特色
本学の設置目的
本学は、2001年に厚生労働省により、国立高度専門医療研究センターの看護職を養成する看護学士課程として設立され、日本の看護基礎教育のモデル校として位置づけられています。
「心と心が通い合う、人間的な看護」というヒューマンケアの理想を基盤に、国際社会に対応できる人材を育成します。政策医療を担う国立高度専門医療研究センターで求められる高度な臨床看護実践能力、臨床看護研究能力を身につけ、先端医療の現場や国際医療協力の現場で活躍できる看護師、助産師を養成します。
本学の特色
2015年度より国立研究開発法人に移行しました。
- 臨床実習を重視し、高度な臨床看護実践能力を育成します。
- 本学教員と国立高度専門医療研究センターの臨床経験豊富な臨床教員とによる実践をふまえた教育を行います。
- 東南アジアにおける国際看護学実習に参加し、国際医療協力への理解を深めます。
- 語学教育を重視し、英語に加え第二外国語を学びます。
- 国立高度専門医療研究センターへの就職実績が豊富です。
- 国公立大学との併願ができます。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
- 学費は国公立大学並みで、各種奨学金制度を導入しています。
- 都心に近く、緑豊かで静かなキャンパスは学習に最適な環境です。全教職員が個々の学生生活支援に積極的に関わっています。
学位・資格
看護学部看護学科
- 修業年限は4年間であり、独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構から「学士(看護学)」の学位が取得できます。
- 看護師、助産師の国家試験受験資格が得られます。ただし、助産科目履修を選択できるのは10名以内です。
- 助産科目履修者は受胎調節実地指導員の資格取得が可能です。
研究課程部看護学研究科 政策医療看護学専攻(前期課程・後期課程)
- 修業年限は前期課程2年間、後期課程3年間であり、独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構の審査を経て「修士(看護学)、博士(看護学)」の学位が取得できます。
- 前期課程:必要な科目を選択履修することで、がん看護、精神看護、小児看護、感染症看護の専門看護師認定審査受験資格が得られます。