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理念とポリシー

更新日:2022年6月3日

教育理念

 多様な文化、歴史、価値観を有する人間存在の理解とともに、深い洞察力と共感に基づいて、生命の尊厳と自由を貴ぶ倫理観を基盤とした専門的看護を実践し、日本はもとより国際社会にも広く貢献できる看護職を育成する。


ディプロマ・ポリシー(学生が身につけるべき資質・能力の目標)

 本学は、2001年に厚生労働省により、政策医療(※)を担う国立高度専門医療研究センターの看護職を養成する看護学士課程として設立された。学生が、将来、国内のみならず国外においても広く貢献できることをめざし、4年間の修学により以下の能力を修得することをめざす。

  1. 人間を深く理解し、専門職である看護職者としての使命感、倫理観のもと、ヒューマンケアの精神に基いて人々の健康に貢献する能力。
  2. 多様な文化、歴史、価値観を有する人間の存在を理解し、各人の個別性を尊重しつつ、専門的知識、技術、倫理観を統合して看護を実践する能力。
  3. 看護に関わる適切な情報を収集・活用し、看護方法等を検討するとともに、研究、創造、発信する基盤となる能力。
  4. 医療チームの一員として、多職種と連携しつつ、看護の専門能力を発揮できる能力。
  5. 将来、指導役割、教育役割を発揮し、看護の発展に貢献するための基盤となる能力。
  6. 国際的な視野、高いコミュニケーション能力、及び、将来、感染症等のグローバルな健康課題に対応したり、発展途上国支援や災害援助等に貢献したりするための基盤となる能力。

 ※政策医療とは、日本において国がその医療政策を担うべき医療である。

カリキュラム・ポリシー(学修方法・学修過程、評価)

 本学は、学生がディプロマ・ポリシーに示す能力を修得できるよう、4年間の修学を通して次の目標を達成できるカリキュラムを編成する。

  1. 高度な臨床看護実践能力の基盤となる能力を身につけるために必要な基礎知識、技術、態度を養う。
  2. 国立高度専門医療研究センター等における高度医療を担う医療チームの一員として、看護の学問的進歩を促がし、後進の育成にも貢献できる能力(研究能力、管理能力、教育能力等)の基盤となる知識、技術、態度を修得する。
  3. 将来、看護職としてグローバルな健康課題への対応や国際医療協力に参加するために必要な基礎知識、技術、態度を修得する。
  4. 人々の生活の場や療養の場における看護学実習を通して実際の看護を経験し、社会における看護職の価値、専門性、専門職性への理解を深め、自らの看護観を築く。

 また、このような目標を達成するためのカリキュラムは、次のような特徴を有する。


 第1に、科目は、相互の関連性、順序性を考慮して配置する。また、講義や学内演習等を通した修得度の評価を経た後に、人々の生活の場や療養の場における看護学実習に臨めるようにする。

 第2に、国立高度専門医療研究センターで実施されている「政策医療」に対応した高度な看護の基盤を学ぶ。具体的には、国立高度専門医療研究センターに配置された本学の学生指導を本務とする「臨床教員」と密接に連携し、学内の講義や演習、人々の生活の場や療養の場における看護学実習を行う。これは、学生が、安全、安心な環境のもと、高度な看護実践を効果的に学ぶことにつながる。また、看護学実習が、医療の対象となる人々にとっても、安全、安心なものとなることへの保証となる。

 第3に、国内のみならず国外においても広く医療、看護に貢献できること、すなわち、国際看護の実践につながる内容を重視し、英語に加え、第二外国語(仏語、中国語、スペイン語のいずれか)を学ぶことができる。また、一般教養としてアジアの国々と日本との関わり、世界三大宗教、日本文化、国際関係等について学修する。さらに、4年次には国内外の機関の協力を得て、グローバルな視点から国際保健、健康課題への対応を学ぶ。例えば、設置主体である国立研究開発法人国立国際医療研究センター国際医療協力局の協力のもと、国際保健活動展開の実際を学修する。また、本学はベトナムのハイズオン大学と教育・研究に関する協定を結んでおり、4年次には、現地の看護学生と共に、医療現場の見学や家庭訪問などに参加する。これらの経験は、国際医療協力への理解を深めるだけでなく、4年間の修学の集大成として自らの看護観を再考する機会となる。

 第4に、心身ともに健康に学修を進められるよう、チューター、カウンセラーなどによる充実した個別の学生相談制度を利用できる。

アドミッションポリシー(入学者の受け入れ方針、求める学生像)

 看護職は高い倫理性を求められる職業であり、日々進歩している医療に対応するためには、自学自習を続けることが必須です。また、人々を理解し、寄り添い、柔軟に対応できる能力も期待されています。
 本学は、これらの能力を4年間にわたって切磋琢磨できる、以下のような人材を求めています。

  1. 人間を総合的に理解するための努力と、社会に対する幅広い関心を持ち、人々の健康の維持・増進に貢献する意欲を有し、心身ともに健康である。
  2. 科学的思考、論理的思考ができ、それらを自分の言葉で的確に表現することができる。
  3. 知識や経験に基いて事象を考察することができ、新規の事態に対しても応用しようとする柔軟な思考ができる。
  4. 多様な人々との連携に必須であるコミュニケーション能力を有している。
  5. 誠実で、かつ積極的に学修する習慣が培われている。

 以上の能力を評価するために、客観式学力検査(国語、英語、数学、理科)および個別面接を実施いたします。
 高等学校における化学基礎、生物基礎、生物の学修内容が理解できていることが、入学後の人体の構造や機能に関連する科目の修得に不可欠である。