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国際看護学実習

更新日:2018年9月21日

国際看護学実習写真1 国際看護学実習写真2 国外実習(ベッドサイド)

 国際看護学では、「途上国の保健医療および看護の現状を理解し、国際協力分野における看護実践に必要な概念と国際的視点を養う」ことを目的として、国際看護学実習I(必修)と国際看護学実習II(選択)を4年次に開講しています。
 国際看護学実習Iは、国内で国連機関や国際NGO、在留外国人支援団体等の見学を通して、国内の国際化の理解を深め、看護の原点である国際的な役割ついて学びます。
 国際看護学実習IIでは、ベトナム社会主義共和国(ベトナム)のハイズオン医療技術大学(HMTU)と連携し、HMTU看護学部、中央病院、省病院、郡病院、コミューンヘルスセンター、ハンセン病療養施設、HIV/AIDS予防センター、社会福祉施設の見学および地域での家庭訪問を通して、ベトナムにおける人々の生活と健康、そして看護や医療について学びます。日本とは異なる政治経済、文化、自然環境における生活が人々の健康にどのような影響を与えているのか、その現状を目の当たりにすることのできる実習です。

国際実習(ハイズオン医療技術大学)

学生の体験談

 国際看護学実習は国立看護大学校特有の実習と言えるもので、とても貴重な体験ができます。日本での実習では気づくことのできない新たな視点に気づくことの連続で、視野が何倍にも広がります。他の国の医療はもちろんのこと生活状況や文化に実際に触れ合うことで自国を見つめ直すきっかけとなり、今後、日本の看護師として自分の取り組むべきものが見えてきます。この実習は、ワンランク上の看護師を目指す人にとってはたまらない実習だと思います。また、医療分野に関わらず、自分の人生を考える上で絶対プラスになる経験ができるので、この国際看護学実習は本当にオススメです。(学生M.O.)

 私が、国際看護学実習で印象に残っているのは、ベトナムの病院を見学したことです。ベトナムで見た光景は、日本の病院とは異なる光景でした。また、看護師の役割も日本とは違っており、驚きました。このような、他国の病院の見学は普段できない体験なので、とても良い経験となりました。実習を通してベトナムの文化にも触れることができ、充実した時間を過ごせました。(学生Y.T.)

 実習では、ベトナムにおける地域医療から高度医療までを見学しました。医療や看護や文化は日本と異なるものが多く、見るもの全てが新しく、そして衝撃を受けました。また、夜は現地の学生との文化交流で、踊りや折り紙を一緒に楽しみました。1週間のどの体験も貴重な勉強となり、忘れられないものとなりました。(学生Y.Y.)