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研究内容

更新日:2025年5月26日

専門分野・担当教員・研究テーマの例

国際看護学

グローバルアジェンダの一つとして位置づけられる世界の健康課題および健康格差を、健康に影響を与える社会的状況や経済的要因をふまえて理解するとともに、看護職の知識や技術の向上によるグローバルな健康課題への積極的な貢献を探求する。
また、グローバルヘルスと国内外の医学・保健学、国の政策・最先端医療・技術に対する多面的な理解と科学的な研究理念を基盤として、看護学の役割と研究課題を探求する。

研究テーマの例

  • 看護職の役割及びコンピテンシーに関する国際比較研究
  • 低中所得国の看護教育者の能力強化支援に関する研究
  • 在留外国人の健康課題や健康格差とその改善への取り組みに関する研究
  • 日本で働く日本国外で看護基礎教育課程を卒業した外国人看護職に関する研究
  • 高齢化社会における生活習慣病および認知症施策の国際比較研究
  • 高齢社会における健康・医療戦略の国際的な取り組みと課題、対策
  • ヘルスケア分野における ICT 融合によるイノベーションの研究

担当教員

須藤恭子 教授
宋 培培 教授

看護教育学

看護職者の自律的な発達、それを支援する質の高い教育の実現に向け、看護学生や看護職者自身、あるいは、看護基礎教育、卒後教育、継続教育に焦点を当て、現状や望ましいあり方を探究する。

研究テーマの例

  • 看護師や看護学教員のキャリア発達、それを支援する教育に関する研究
  • 看護師や看護学教員の能力やその向上に関する研究
  • 看護実践の質や研究成果活用に関する研究
  • 新人看護師の職場適応や能力向上に関する研究
  • 夜勤時の多重課題対策や新人看護師支援に関する研究
  • 看護職者が職業活動の改善に活用できる自己評価尺度の開発
  • 看護学生の教育に関する研究

担当教員

亀岡智美 教授

 

看護情報・管理学 看護管理学/看護情報学/基礎・クリティカルケア看護学

看護の機能や役割を効果的・効率的に発揮していくために、組織管理の基本概念を学習し、対象の理解、看護業務の把握、人材の育成と活用、情報管理などの視点から看護の質向上に寄与する方策を探究する。

研究テーマの例

  • 看護師の自己効力感や組織コミットメント、人材育成と活用、業務分析、アウトカム評価など、看護管理に関するテーマについて、量的アプローチを用いた研究
  • クリティカルケア領域における看護の機能・役割、患者・家族の経験に関する研究
  • 看護情報の活用実態や情報の構造化についての研究、また、これと関連した看護情報システムに関する研究

担当教員

小澤三枝子 教授
矢富有見子 教授
柏木公一 准教授
水野正之 准教授
森下純子 准教授

 

成人看護学 がん看護専門看護師教育課程あり

疾病を持つ患者と家族の反応・看護ニーズの理解を基盤に、がんや循環器病をはじめとした成人患者のセルフケア能力と、生活の質の向上を図る実践的看護法を探究する。

研究テーマの例

  • 成人患者、特に循環器病とそのリスクファクター(糖尿病・高血圧・肥満・脂質異常症など)、慢性病の管理を必要とする患者の看護に関する量的・質的研究
  • クリティカルケア、手術を受ける患者の諸課題に関する研究
  • がん治療(手術、がん薬物療法、放射線療法、造血幹細胞移植など)や緩和ケアを受ける患者に関する量的・質的研究
  • がん治療中の若年成人期AYA世代患者の実態と自己効力感に関連する要因

担当教員

飯野京子 教授
杉山文乃 教授
遠藤晶子 准教授
藤澤雄太 講師
梅田亜矢 講師
清水陽一 講師

 

精神看護学 精神看護専門看護師教育課程あり

精神障害者の回復と生活の質の向上または心の健康課題に直面している人々のメンタルヘルスを実現するために、対象者のニーズや希望、社会構造・環境、精神医療政策・医療支援システム、看護倫理など多面的な観点から、看護上の課題と役割について探究する。

研究テーマの例

  • 精神障害者のリカバリー、エンパワメント、レジリアンスに関する研究
  • 精神障害者の意思決定支援、自立支援、社会参加に関する研究
  • 精神医療に関連のある現象の解明、実践知の理論化、および看護援助技法の開発に関する研究
  • 精神障害者の家族に関連のある現象の解明、実践知の理論化、および専門職としての支援法の開発に関する研究
  • ストレスマネジメント、地域住民の心の健康づくり、自殺予防、対人援助職としての看護師自身の心のケア等、メンタルヘルスに関する研究

担当教員

萱間真美 大学校長
森真喜子 教授
松浦佳代 講師

 

成育看護学 小児看護専門看護師教育課程あり 小児看護学/母性看護学・助産学

子どもと家族を理解するための諸理論を学修し、現代社会における妊娠・出産、胎児期から思春期までの母子に関する保健・医療・看護の課題について考察し、母子とその家族を支える看護の研究課題と実践的看護を探究する。

研究テーマの例

  • 小児看護倫理、子どもの事故予防、子ども虐待に関する研究
  • 子どもの生活習慣、食習慣、健康増進に関する研究
  • 産科医療機関における子ども虐待発生予防、若年親の子育て、女性と家族に関連する現象、子育て支援、M-GTA による研究
  • 開発途上国の母子保健と思春期保健、思春期教育方法の開発、母子の愛着形成と促進、周産期の用具と教材の開発
  • 更年期女性の健康、ヨーガプログラム開発、妊娠期のメンタルヘルス、ホリスティックアプローチ、オプティマルヘルス

担当教員

来生奈巳子 教授
池田真弓 教授
遠藤数江 准教授
日置智華子 准教授
野村智実 講師

 

長寿看護学 老年看護学/地域・在宅看護学

健康長寿社会を目指し、高齢者及び地域で生活する人々の自立促進や自立支援、健康づくりに関する長寿看護学の役割と課題を考察し、社会構造、家族・地域、在宅介護支援などに関する研究課題と実践的看護を探究する。

研究テーマの例

  • 高齢者の健康・生活機能・セルフケア能力の向上に関する研究
  • 老年症候群の発現予防や緩和を目指した先駆的な看護に関する研究
  • 高齢者のもつ認知機能障害、皮膚・排泄機能障害、身体活動機能障害、疼痛などに対する看護の機能と特徴を明らかにする研究
  • 在宅で生活する療養者および家族の看護に関する研究
  • 入退院支援や外来看護における在宅療養支援に関する研究
  • 多職種・多施設連携、地域ケアシステムに関する研究
  • 訪問看護の管理・運営に関する研究

担当教員

綿貫成明 研究課程部長・教授
藤田淳子 教授
野中千春 准教授 
古川 彩子 講師

 

感染管理看護学 感染症看護専門看護師教育課程あり

病院、地域、国際医療協力などの場における日常的な感染管理活動、感染症多発時や災害発生時における高度な感染管理、感染症看護実践に必要な知識と技術を学習するとともに、看護の質向上に資する方策を探求する。

研究テーマの例

  • 感染管理活動の効果を検証する研究
  • 医療関連感染サーベイランスデータを活用した研究
  • 費用対効果分析等による感染管理活動および感染症看護の効率性評価に関する研究
  • 感染症患者の看護や個人に対する感染防止のケアに関する研究
  • アウトブレイク調査に基づく要因探索研究
  • 医療関連感染で問題となる微生物の制御に関する実験的研究

担当教員

西岡みどり 教授
森那美子 准教授
網中眞由美 准教授