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本学の教育システム

更新日:2022年6月3日

本学の教育システム

  本学の教育システムは、1年次から看護の基本となる人間理解の方法を学び、ヒューマンケアの理想を追求していきます。
 また4年間を通じて、人間科学、環境と人間、様々な関係性の中で生きる人間の在り方を学ぶための科目を配置し、看護の専門知識と人間理解について知識を有機的に統合させ、またベットサイド・ティーチングを通して、実践的能力が得られるようにカリキュラムが組まれています。


カリキュラム構成・学習の流れ

人間科学

 様々な人間の生活や生き方を深く理解するための科目群です。生きることの意義、人間存在のありよう、死の過程や受容等について深い理解を持ち、また、対象のおかれた状況に向き合い、受け止める能力の育成に関連した科目が含まれます。

環境

 人間の健康は環境との相互作用のもとに成り立っています。環境がどのように人々の健康に影響を及ぼしているかを理解するための科目群です。生活の場や生活習慣と健康との関係を理解し、高度先駆 的医療を受けている患者や災害・紛争による被災、国際感染症など、生活を取り巻く環境を十分に考慮して、看護を展開できる能力の育成に関連した科目が含まれます。

関係性

 人間は相互関係の中で互いに影響を受け合って生活しています。固有の文化や歴史、価値、伝統の中で様々な形態をとりながら言語や行動を通じて、相互性が表現されていきます。ここに置かれた科目群 を通じて様々な人間の生き方や考え方を知り、同時に国際的視野と能力を育成していきます。また高度先駆的医療を受ける人々の心理的ストレスを理解したり、心の深層を理解できる能力も育成していきます。

成長発達

 人間はその一生を通じて、様々な環境に取り巻かれ、相互の関係性の中で成長発達を遂げていきます。最終的には死を迎えることも、乗り越えるべき発達過程の一つと位置づけ、小児から老年まで、幼若から成熟への過程を学ぶ科目が含まれます。

看護の専門科目

●成熟の促進:より充実した生き方ができるように、人間としての成熟過程を支援するための看護学を学習します。

●健康の増進:個人としてあるいは集団として、広い意味で健康レベルを高め、充実した生活ができるような看護学を学習します。

●疾病の治癒・回復:疾病・障がいの予防を含め、健康状態の診断、疾病の急性・回復・慢性各期に対する看護学を学習します。

●安らかな終焉:誰もが迎える人生の終末を、心安らかに、意義深く迎えられるように支援する看護学を学習します。

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